骨太なアクション・サスペンス職人、マイケル・マンと現代ハリウ .. >(続きを読む)
骨太なアクション・サスペンス職人、マイケル・マンと現代ハリウッドが誇るエンターテイナー、トム・クルーズ。
意外な組み合わせのアクションサスペンスですが、最後においしい所を持っていくのはジェイミー・フォックス。
美しく撮られた夜のLAの街並を背景に、この街の夜を流すタクシードライバーの長い長い戦慄の一夜。
トム・クルーズが演じるのは殺しのプロフェッショナル。彼のここまでの悪役も珍しい。
殺しのプロがタクシーの貸切で殺しの現場をハシゴするか?しかもド派手に暴れすぎ。とツッコミ所は多いのですが、
ジェイミーがトムの身代わりで殺しの親玉の元へ乗り込むシーンやラストの地下鉄の攻防戦など、見せ場も十分。
トム・クルーズを悪役に据えてのマイケル・マン流エンターテイメント、なかなか楽しませてくれました。