カラーライズ・バージョンで鑑賞。アメリカの象徴とまで言われた .. >(続きを読む)
カラーライズ・バージョンで鑑賞。アメリカの象徴とまで言われた不世出の天才子役、テンプルちゃんの魅力あふれるとても陽気な西部開拓の時代の南部の地を舞台にしたホームドラマです。
よってテンプルちゃん演じる小さな大佐の白人一家と、多くの黒人が登場しますが全て白人の家の使用人となっており、役割分担に明確な区別がありますが、皆がとても元気で陽気。そんな全ての大人達がテンプルちゃんを見守る目はとても優しくあたたかい。そして本作を見る大人も彼らと同じ目で終始ニコニコして作品を見ることになります。
本作のもう1つの見所はタップの神様ことビル・ロビンソン。屋敷の階段を使っての素晴らしいタップをたっぷりと見せてくれます。勿論終盤にはテンプルちゃんとのタップの競演の場面もしっかりと用意されています。
ストーリーの方も一家の危機にものんびりと安心してテンプルちゃんの活躍を見ていればいいし、ラストは絵に描いたハッピーエンドですが、本作はそれで良し。80分程度の短い尺の中に見所が一杯詰まった愛すべき作品です。