まだ少女の頃のジョディ・フォスター。
作品としては「タクシ .. >(続きを読む)
まだ少女の頃のジョディ・フォスター。
作品としては「タクシードライバー」が有名ですが、ジョディの演技ということでは本作も負けてはいません。
終始無表情で冷めたような表情。しかし時折見せる無邪気な表情・・・。見る者を引きつけるこの存在感。
どうしてもジョディに注目が集まる作品ですが、彼女の前に現れる2人の男を演じた、
まだ若いマーティン・シーンとスコット・ジャコビーも好演しています。
特に嫌な男をねちっこく演じたマーティン・シーンが印象に残る。
中で何か恐ろしいことが起こっているかのような屋敷。
本当に屋敷の中にいるのかいないのか?その存在が謎の親。
どうにかして始末しなければならない、被害者が乗って来たクルマ・・・。
どこかヒッチコックの「サイコ」とも共通する、作品に漂う不安げな空気もいい。
ショパンの調べと、背後で燃えさかる暖炉の炎と、ジョディの表情。このラストも秀逸。