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こんなに音楽の心地良さを感じない音楽映画を初めて見た気がする。
まさに音楽を武器に殴り合う音楽バイオレンスとでも言うべき映画。
片時も途切れない緊張感。サスペンスとしても一級品の作品だと思います。
最後の公演でフレッチャーに嵌められたニーマン。しかし、今度はニーマンが逆襲にうって出る。
その武器もやはり音楽しかない。2人の鬼気迫るバトル。
音楽モノのラストによく見られる、奏者への拍手喝采もスタンディングオベーションも無い。
しかし憎み合いながらも認め合う。複雑な感情が入り混じる見事なラスト。不思議な爽快感がありました。