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全く予備知識もなくそれ程期待して見たわけではなかったのですが、これが実に面白い映画でした。
夢と現実の狭間で悩みながらも日々を精一杯生きる27歳のフランシス。
少々不器用で喜怒哀楽が実に分かりやすい。何度も挿入される、彼女が走っているシーンが印象的。
フランシスの一生懸命が小細工無しにガツンと伝わってくるかのよう。
そんな躍動する彼女と一体感がある音楽もとてもいい作品です。
ちなみに本作はモノクロ映画です。僕は現代のモノクロ映画も結構好きなのですが、
彼女の衣装に部屋に、ポップでカラフルな色があっても良かったかなという気もします。
演じるグレタ・ガーウィグがとにかく魅力的。彼女を見ているだけでも飽きない。
これからももっと色んな映画で色んな個性的な役柄を演じる彼女が見てみたいですね。