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<ネタバレ>あの「ターミネーター」第1作以降、繰り返し製作され続けてきた本シリーズですが、
本作はT1、T2の正当な続編と銘打たれていただけに、冒頭のジョン・コナーの扱いには驚かされました。
その「続編」としての評価はさておき、本作単体としては十分に楽しめた作品です。
生身の人間が傷つき、愛する人の命が奪われながらも勇気を振り絞り
不死身のターミネーターと戦う、スピード感のある追いつ追われつの接近戦の連続は、
Jキャメロンが復帰し原点回帰するかのように「ターミネーター」本来の面白さも十分です。
リンダ・ハミルトンのサラ・コナーもまた復帰し、本作の新たなキャラであるダニーは
第2のサラ・コナーとでも言うような、サラと重なるキャラ設定となっていますが、
もう1つの新たなアイデアであるマッケンジー・デイヴィス演じる「強化人間」グレース。
本作における彼女の存在感はすごく大きなものがあったと思います。
時は流れカールおじさんとなってしまっていたT‐800ですが、
T2のラストのグーサインを思わせる、「ジョンのために」と自らの意思で運命を選ぶ最後の姿が印象的です。