1920年代のアルゼンチンを舞台にした、暗黒街に身を投じてい .. >(続きを読む)
1920年代のアルゼンチンを舞台にした、暗黒街に身を投じていった一人の女と男達の官能サスペンス。
そんな世界観を演出する、登場人物の衣装、夜の暗闇など黒をベースにした作品に時折用いられる赤が情熱的です。主人公の女性ステファニー/アルバも黒く染めた髪、黒いドレスに際立つ真っ赤な口紅が印象的。彼女と絡むことになる男、チョーロのクールでいて情熱的な風貌や人物像もいい。
作品のタイトルにもなっている通り、タンゴを踊るシーンは多いのですが、そのタンゴで見せ場や盛り上がるポイントが1つは欲しかったところです。