<ネタバレ>ロブ・ライナーお得意のラブコメですが、本作は
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<ネタバレ>ロブ・ライナーお得意のラブコメですが、本作は
2人の子どもがいる結婚15年目の倦怠期の真っ只中の夫婦が主人公。
ブルース・ウィリスとミシェル・ファイファー、どちらもいい。
2人の今の関係をずっと見せ続けられるだけならしんどい作品になったと思いますが、
いい時期も悪い時期も、巧く2人のこれまでをフラッシュバックする。
笑いの要素も巧く織り交ぜられています。
時に激しく口論もしますが、2人の子どもを夏のキャンプに行かせてしまって、
子ども達を巻き込まずに一時的に別居という道を選び、
夫婦それぞれにこれまでと今とこれからを見つめなおすというのがいい。
全体的な作風は何故かウディ・アレン・タッチ。
夫と妻、それぞれがそれぞれの友人と食事のテーブルを囲んで
男と女とは?結婚とは?そんな結論の出ないああでもない、こうでもないを繰り広げる。
そこに友人役で登場するロブ・ライナーご本人もとてもいい味を出していました。