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<ネタバレ>低予算で撮られた作品だと思いますが、「いいこと思いついちゃった!やっちゃおう!」と
勢いのままに一気に映画にしてしまったような作品です。
ちょっとしたタイミングのズレでその先に全く違う人生が待っている。
本作の前年製作の「スライディング・ドア」などと共通するテーマ。
絶えず音楽が鳴りっぱなしの映画ってあまり好きじゃないんですが、本作にとってはそれが大正解。
20分しかない。一息つく暇も無い。ローラが走り続ける。そこに絡む音楽との一体感がいい。
ローラの派手な赤毛が作品の色合いのいいアクセントとなっています。
とにかく時間がない。ローラを全力疾走させなければならない。
アパートの階段も全速力で駆け抜けなければならない。そこで挿入されるアニメーションも効果的。
3回目、まだやるの?という感じもあるのですが、(ローラの全力疾走シーンはさすがに飽きてくる)
ラストはサクッとユーモアの効いたハッピーエンドが決まりましたね。