約2時間半の長さを全く感じさせないナレーションを巧く挿入した .. >(続きを読む)
約2時間半の長さを全く感じさせないナレーションを巧く挿入したテンポのいい語り口。
マフィア映画(特に実話モノ)にしてはその語り口が軽く感じられましたが、それも出自がイタリア系でないが故、マフィア社会では決して幹部にのし上がっていく事ができないヘンリーの置かれた状況がよく出ていたと思います。エンドロールでシド・ヴィシャスが荒々しく歌う”MY WAY”も。
まだ若手の主演レイ・リオッタの両脇をデ・ニーロ、ペシがガッチリと固める。それぞれに持ち味が出ていましたが、本作の中ではキレ役ペシが一番オイシイ役どころでしたね。助演男優賞も納得の存在感でした。