<ネタバレ>第一に、若い頃のヤンとラウの顔立ちが似ていて見分けが付きにく .. >(続きを読む)
<ネタバレ>第一に、若い頃のヤンとラウの顔立ちが似ていて見分けが付きにくかった・・・「Ⅰ」の自分のレビューと同じこと書いてるなぁ(苦笑)。まあそれはさておき、「Ⅰ」に対しての前日談ということで、これは結構面白かったです。主人公であるはずのヤンとラウはあまり本筋には関わらず、その分脇役達が色濃く描写されていたかな、と感じました。時代の流れの演出としての、ウォン警部の髪の毛の減り方はちょっと早すぎないか?と思ったりもしましたが(笑)。意外だったのは、サムが結構お人好しっぽく描かれていたことでしょうか。一見能天気っぽく見せながら隠れた狂気をチラつかせている「Ⅰ」に至るまでの過程は・・・やはり二回も死にかけたことと、最愛の奥さん(?)を無くしたことが関係しているんでしょうか。ラストの彼の涙は印象的でした。運命とは色々な人の人生を狂わせていくものなのですね。