本当にラースは他人の不幸を不快にみせる映画を撮らせれば世界一 .. >(続きを読む)
本当にラースは他人の不幸を不快にみせる映画を撮らせれば世界一ではないだろうか。今までの映画はそうだった。不快でそして頭のすみにこびりつく嫌な味のする作品。しかしこの作品が今までのものと決定的に違うのは、ビョークとの出会いによる部分が大きいとおもう。今まで糞つまらない映画ばかり撮ってきたラースの才能がビョークに出会ったことで、ついに開花することが出来た。ラース本人が語っていたように、これは御伽噺である。それもすばらしい御伽噺。障害者を馬鹿にしてるとか、つじつまが合わないとかとんでもない話だ。こんなずばらしい御伽噺を提供してくれたラース、ビョーク、スタッフの方々にとても感謝する。ビョークの歌声は今も私の心を揺さぶる。