<ネタバレ>はじめてであったときには下ばっかり見て、家に遊びに行けば、飲 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>はじめてであったときには下ばっかり見て、家に遊びに行けば、飲み物出して「どうぞ、どうぞ」攻撃。この時代の恋人が話すことって、現代の恋人たちの会話とずいぶん違うんだろうなぁと想像すると楽しい。佐野周ニの手にキスしたあと、あせって家の入り口でこけちゃう所とか、こういうボケが成立する映画の雰囲気に触れると、懐かしいというか、すてきというか、シンプルに心が癒される。足がしびれた佐野の演技もいいし。あれこれと考えることなく、すかっとたのしめる作品。原節子のアップが、今まで見た彼女の作品の中で一番神々しいように感じられた。