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<ネタバレ>場内、非常に和やかな雰囲気の中で鑑賞。コメディタッチは部分は健在で高評価。サラリーマン刑事の喜怒哀楽という路線は踏襲しつつ、おなじみの連中の「その後」が見られるのは前作からのファンには嬉しいけれど、本来人事異動の激しい警察組織を舞台に、同じキャラクターを登場させ続けるのは、無理になってきた感がある。その上で感じた点①今回は「現場に血が流れ」ない分、カタルシスも抑え気味だった。事件や主犯者などは、今の湾岸エリアを象徴するような全く新しい構図に挑戦してほしかった。おそらく第1作からのファンを意識したのだろうが、ファンが本当に見たいものは、今から未来へと向かう「踊る~」ではなかったか。②和久さんの甥なる人物を登場させているが、不必要だったように思う。どうも必要以上に和久さんの亡霊に囚われすぎている感があった。和久さんが残した手帳だけでも(かえってその方が)十分に伝わるのに。③結論としては、本作は第3作を製作する前振りのテレビ特番としての位置づけの方がしっくりくる内容だ。