<ネタバレ>原題の「Non・Stop」の方がしっくりくる内容。結局犯人は .. >(続きを読む)[良:1票]
<ネタバレ>原題の「Non・Stop」の方がしっくりくる内容。結局犯人はリーアム演じる連邦航空保安官とゲームをしていた訳ではないと思うので…。まさにノンストップのサスペンスアクションとして楽しめた。主人公ビルの人物説明に無駄に尺を使うことなく、何らかの問題を抱えた人物であることを端的に表現しているプロローグは秀逸。しかし、まもなく観客はこの主人公が危機管理能力を備えた優秀な航空保安官であることを知ることになる。気になる人物が複数登場するなかで終盤までまったく犯人が読めない展開は、コアな映画ファンをも唸らせるレベル。正確には犯人を読む猶予を観客に与えず、次々に状況を展開させている訳だが、これは犯人が20分毎に時間を区切って要求を繰り返すプロットの妙でもある。メールのやりとりをカットを変えずに画面に表示する手法も、間を壊さず緊迫感をキープするのに役立っている。終始苦虫を噛んだような表情のリーアムがラストで初めて見せる笑顔が印象に残る。良作。[良:1票]