<ネタバレ>前半、極めて論理的なSF作品といった感じで展開する物語。(こ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>前半、極めて論理的なSF作品といった感じで展開する物語。(このシステム自体に矛盾を感じざるを得ないけれど…)
中盤、犯人逮捕に至るまでは緊迫感溢れるアクション・サスペンス。
そして終盤、ヒューマンドラマからスピリチュアルな結末へ。
見応えのある、実に良く考えられた作品でした。感動的です。
ラストシーンは、ある意味パラレルワールドなんでしょうね。ただし、彼の過去の記憶に盛り込まれていたわけですから本来彼が生きるべき世界なのでしょう。彼は本当の人生を取り戻した、戦地に赴く中、運命の軌道から外れてしまっていた彼の人生が、「死」の衝撃によって在るべきところ還って来た。魂はひとつ。そう解釈したいな。希望のひとつの形として。
ちなみに、本作のジェイク・ギレンホールを観ていて、「ドニー・ダーコ」がオーバーラップしてきたのは私だけでしょうか?