前半の原爆づくりの過程のスリリングさに比べれば、後半はだらだ .. >(続きを読む)
前半の原爆づくりの過程のスリリングさに比べれば、後半はだらだらと間延びしすぎのまとまりのない映画。「菅原文太、沢田研二、池上季実子にそこまでやらせるか!」というカーアクションはさすがにすごいが、それだけ。ラストの尻切れぶりは、ワンアイデアで突っ走ったものの、収拾がつかなくなったスタッフの混乱振りが露呈したものでしょう。「太陽にほえろ」を連想してしまう安っぽい音楽は演出上の狙いなのか? お金はかけているが、所詮は自己満足の自主制作映画という感じがします。アイデアの面白さは認めるので、「踊る大捜査線」のスタッフあたりがリメイクしたら、面白い映画になるかも。