<ネタバレ>力一杯「痛い」作品でした。あんだけ刺されて、切られて普通にふ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>力一杯「痛い」作品でした。あんだけ刺されて、切られて普通にふるまうってランボーみたい。金槌やペンチ見せるだけで恐怖演出できるのは、やっぱ魔女狩り世界一の国だけありますね。ファンタシーの体裁借りてますけど、空想の世界にしか居所を見つけられなかった当時のスペイン市民の心を映しだしたんだと思います。オフェリアの死とそれによってたどり着く王国がそれを表しています。ということで、結果的に映像美を堪能することができました。ラストのカタルシスはつかの間の休息ですね。考えてみればこの後30年にわたってフランコ独裁が続くわけですから。色々な意味で万人には勧められませんなぁ。