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<ネタバレ>ま、スクリューボール・コメディなんでしょう。エマ・ストーン、“バードマン”でも「眼からおいで」だったけど、本作ではそれこそ“ビッグ・アイズ”そっくり。コリン・ファースは、“ブリジット・ジョーンズの結婚”、“ラブ・アクチュアリー”でのポルトガル人メイドに恋してしまう作家など、どう考えても似合わないはずのカップル話が不思議にしっくりきてしまう人ですな。最近のウディ作品ほどひねったところがない=実は万人受けする作品だから、軽い気持ちで観ることができます。そうそう、最初の1928年ベルリンでのショー内でラヴェルの“ボレロ”が演奏されますが、初演は1928年末で翌年まで初演をおこなったバレエ団以外の演奏は禁じられていたそうですのでアウト。いらんこと劇伴オーケストラのこと台詞で言及したばっかしにミスっちゃったね、単なるBGMとしてあしらっとけばよかったのに。