<ネタバレ>『クリード』などと共に、いわゆる黒人と白人が一致協力して活躍 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>『クリード』などと共に、いわゆる黒人と白人が一致協力して活躍といった内容は米国内では現在的なテーマだろう。
そういう副島某的な一種の政治的配慮を勘ぐりだすと、映画の妨げになってしまうのだが。
ゴーグルをつけて廃船の中を探索し、小高い砂丘を滑り降りていくヒロインの姿からして『風の谷のナウシカ』実写版の趣があり、
キャラクターや構図など、参照したなと思わせる箇所が多々あるのも、再生産品の印象を強める。
敵方の黒騎士は登場シーンからして淡白で味気ない。宇宙船から降りてくる足元からあおるとかのケレンは出せないものか。
この敵将の貫禄不足・魅力不足はかなり致命的で、ドラマの進行に伴って益々テンションを下げていくのも困ったもの。
マーク・ハミルも、『キングスマン』等の後ではどうしても有難味に欠ける。