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<ネタバレ>この映画のDVDを買ったので、何気にDVDを観始めました。始まった瞬間、まず音楽で惹き付けられ、サリエリの謝罪ですっかりはまってしまい、その時何かをしようとしていたのですが、そのこともなおざりにして食い入るように観ていました。映像も素晴らしくて、うまいタイミングで音楽も使われていて、映画とはこういうものなのだな、と思い知らされました。ストーリーもサリエリの自分の才能が(モーツアルトに出会ったために)枯渇してしまったような気持ちになるのが、痛いほど伝わってきてなんとも切なかった。それに相反するような無邪気なモーツアルトがサリエリの手によって、徐々に衰弱していくのが恐ろしかった。人間とは──ということを考えさせられた。ディレクターズカットの方を観るまでは、10点でしたが、あちらでカットされた場面を観て、少し疑問だったコンスタンツァがサリエリを嫌っているところも納得できたので、そちらを10点にします。