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大好きなアラン・パーカーの作品だけど、ある意味微妙な作品です。
少なくとも、死刑制度の是非を問う映画では無いと感じます。
そういう意味で説教臭さを敬遠している方は、観ても大丈夫です。
割と普通のサスペンスなので、娯楽として楽しめます。
ただしアラン・パーカーという作家は、普通の娯楽に社会問題などを
散りばめるのが好きな作家なので、そのテーマに対して真摯に考えようという方は、
あまり観ないほうがいいかも知れません。ノウテンキに鑑賞し、なるほどテキサスでは
そういう社会的背景があるのね的な認識で充分だし、それ以上を求めない方と、
ケビン・スペーシーの演技が好きな方には、胸を張ってオススメしましょう。