<ネタバレ>典型的な「何も考えずに観る作品」と言えるでしょう。
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<ネタバレ>典型的な「何も考えずに観る作品」と言えるでしょう。
エンターテインメントとしての完成度は悪くないと思いますが、本当に「何一つ」心には残りません。
勿論、そんなことは作り手側も百も承知でしょうし、観に行く方も承知していることでしょう。
つまり、純粋に「楽しめるかどうか」に全てがかかっていて、そして成功している部類だと思います。
個人的に残念だったのは、主役二人の優秀さが、今ひとつ伝わってこなかったことです。
それぞれが、一流の殺し屋という設定だったようですが、行動の一つ一つが大雑把で、「さすが」と思わせる要素が少ないです。
主役二人の抹殺をもくろむ組織の追手にも、全くプロフェッショナルらしさが見受けられず、そこに所属していた二人の腕の程も透けて見えてしまいます。
見所は勿論、命がけの夫婦喧嘩です。
もっと、二人の掛け合いが多くても良かったように思いますが。
どの映画を観るべきか相談を受けた時に薦めたい作品ではありませんが、この映画を観に行くという人を止めるような作品でもありません。