娘の母親離れ・自立の物語だが最後の母親との対決の場面があっさ .. >(続きを読む)
娘の母親離れ・自立の物語だが最後の母親との対決の場面があっさりしすぎで拍子抜け。
しかし、女優陣の演技は素晴らしい。母親役のM・ファイフアーはまさに適役(この方
一番年上なのに雰囲気が昔と変わらないのは凄い)。ロビン・ライト・ペンは嫉妬に狂う
里親で怖い(しかし彼女は老けた)。レニーは里親の中では一番まともだが弱い女性を
好演(この映画での彼女の皺が凄くて驚いた)。話題の新人A・ローマンは里親を転々と
しながら成長していく少女を実に自然な演技で表現していた。ローマンはとても小柄な
人だが、同じ小柄なN・ポートマン等に較べてより陰影のある幅広い役柄をこなせそうで
今後が非常に楽しみな女優だ。