<ネタバレ> いろいろ軍事機密を探ってツテを頼って情報を得るのは、まあそ .. >(続きを読む)
<ネタバレ> いろいろ軍事機密を探ってツテを頼って情報を得るのは、まあそれなりに面白いし必要な手順なのかもしれないが、数学の天才の仕事には思えない。長門の図面と何を使うと設計者が唸るような大和の図面になるのかが判らず、頭の良さを感じられない。そこんところと、鉄の総量と建造費の関係に気づく部分にもうちょっと「納得感」が欲しいのだ。
ま、それとは別にこの物語の一番面白いのは、その優秀な頭脳で大和の実像を追い求めていた天才が、実は次第にその巨艦に惹かれていた事、その部分こそだと思うのだが、やはりそこん所の描写が薄くて残念。
ちなみに壮絶な戦闘シーンはこの物語には要らない気がする。映像的には過去の大和映画の中でも断然凄いとは思うのだが。
ところで、この物語のどの辺が「アルキメデスの」なのだろう。そこんところも分かりづらくて不満。