<ネタバレ> なんと言っていいか判らないが、泣いてしまった。単に難病に侵 .. >(続きを読む)
<ネタバレ> なんと言っていいか判らないが、泣いてしまった。単に難病に侵された少女がかわいそうと云うよりは、二十歳そこそこの、小さな心を突っ張っている気丈さと、絶望感の間で振れる心に、胸を痛めてしまうからだ。死に脅かされながらの少女の彼氏への想い、周りの人全てへの思いが、美しい。
それに、途中途中で、挿まれるサユリちゃんのモノローグが、少女の心を実にうまく表現している。
それにしても、こんな古い映画で老女役の北林谷栄さんを見ると、一瞬、時代感覚を失ってしまう。一体いつからお婆さんだったんだ?…と思ったけど、そういえば、お父さん役の笠智衆さんもそういう役者さんだったっけ。
そうそう、そう言えば、創価学会のこと、拝み屋だって。今では言えないなあ。