<ネタバレ> 見合いをして、結婚して三日目に、すぐさま灯台守の仕事に就い .. >(続きを読む)
<ネタバレ> 見合いをして、結婚して三日目に、すぐさま灯台守の仕事に就いた夫婦が、世の中の事情と厳しい自然環境に、揉まれ苦しめられながらも生きてゆく、灯台守の夫婦の一代記。
灯台の光を集中させるフレネルレンズの、ギラリとした質感が何故だかすごいと感じた。日本初のカラー映画を撮った人にしては、6年ぶりのカラー2作目なのは意外だったが、この複雑な光の屈折を見せるレンズの描写は、灯台の光がある意味、主人公を象徴している事を考えると、実に見事だ。
最後に、娘の結婚旅行の船に光と霧笛を送るシーンは、ジンと来る。