本木・山崎両氏の演技は秀逸。人が次々と死んでいく様子を、涙を .. >(続きを読む)
本木・山崎両氏の演技は秀逸。人が次々と死んでいく様子を、涙を流しつつもこれほどあたたかい気持ちで見つめられた映画は今まで無かった。ただ、広末演じる妻の言動がちょっと浅いような気がして、それが役者の所為なのか脚本なのか両方なのか分からないが、いずれにせよ残念なキャスティングだった。納棺師という職業に対し何ら偏見を持っていなかったので、「汚らわしい」とまで言われ蔑まれる理不尽さが今ひとつピンとこなかったが、この映画が注目される以前の世の中的にはそういうものだったのだろうか?