中国映画と思いきやフランス映画というところに惹かれて観たら、 .. >(続きを読む)
中国映画と思いきやフランス映画というところに惹かれて観たら、確かに中国では決して作られることが無いであろう内容がテーマになったなかなか奥深いストーリーだった。ヴァイオリンの音色に驚きつつウットリと耳を傾ける農民達の姿は彼らのカルチャーショックを表現するのにとても美しい演出だと思った。やや西洋文化礼賛ぶりに無理があると思ったが、文革という特殊な歴史背景が興味深く、中国の現代史をちょっと勉強してみようという気になった。ラブストーリーとしては男の身勝手さに翻弄される女の姿が切なくてつらかった。