スティサムが披露するカンフーアクションがジャッキー映画のそれ .. >(続きを読む)
スティサムが披露するカンフーアクションがジャッキー映画のそれと似ているのは、コーリー・ユンが振付けたアクションだから仕方が無い。
しかし、前半のカースタントや銃撃戦を主体としたアクションから、後半、急にカンフーアクションにシフトチェンジする様は見ていて辛いものがあった。
全く持ってブツ切りであり、有機的な効果を挙げておりません。
いや、カンフーアクションを持ち出したこと自体が失敗でしょう。
製作陣が「ブルース・リー風のアクションを振付けてくれ」とアクション監督に要請したものなのかどうかは知らんが、香港の武術指導理論を異国・フランスまでまんま持ち出してどうしようというのですか?
そのお国柄風にアレンジしたアクションをきちんと設計してこそ、プロの仕事と言えるのではないの?
これがアジア系の男なら絵になりますが、体格良い白人のおっさんが上半身裸になって、オイルまみれになりながらザコ薙ぎ倒してもらっても、見ている側としてはギャグにしか見えてこないが辛い。