恋愛映画かと思ったら、自己啓発の面もあり、とてもいい映画でし .. >(続きを読む)
恋愛映画かと思ったら、自己啓発の面もあり、とてもいい映画でした。整形に対するイメージって、良否はあると思うんだけど、整形に踏み切るのは、過去の自分に自信がないからなのは分かる。だから、過去の自分を忘れたいという思いも分からないでもない。この映画でも、カンナはそういう行動をします。でも、整形したからこそ、過去の自分に逃げてはいけない。整形を通じ、自分が変わったことで、失ってしまった”失ってはいけないもの”に気づきます。この映画、整形美容を全面的に否定せず、整形した人間の内面しだいで、整形はいいことなのかどうかを問いかけています。正直でいることって、実際は、とても難しいことだけど、この映画を観て、それは爽やかでとてもすがすがしいものでした。