<ネタバレ>救いようのない悪でありながらその奥底には良心があるベン・ウェ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>救いようのない悪でありながらその奥底には良心があるベン・ウェイド、どんなに貧しくとも良心を失わないダン、みすみす馬を引き渡す父のふがいなさを気にしながら、最後には父の背中を追う息子。3者の絡み合いがとても絶妙で、とても惹きこまれました。たとえ列車に乗っても、脱獄する術を知っているベン・ウェイドが、終盤、あのような行動に出る様。そして、容赦なく仲間を殺す所、早撃ちのテクニックの伏線。何よりも、善人も役人も容赦なく死んでゆき、『この舞台は、無法地帯である』ことを徹底的に追求した演出は、必見です。最後の早撃ちする直前のラッセル・クロウの眼光には、「よくもこの男を…!」という感情がビッシリで、カッコ良すぎ(涙)