<ネタバレ>あらゆる部分で”芸術的”でした。若き日のリチャード・ドレイフ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>あらゆる部分で”芸術的”でした。若き日のリチャード・ドレイファスの強奪のシーンといい、ティム・アレンの一癖も二癖もある役どころといい、セオリー通りの映画を作っていないところに好感がもてました。映画の尺は短いですが、ファンタジーとコメディが、サスペンスの血生臭さをうまく打ち消してくれています。空想と現実の交錯がこの映画の醍醐味ですね。観ながら、「ん? あれ? …あぁ」と、うなずきながら観てました(笑)。初めて観る人は、パッケージのあらすじを読まないで観た方が、ほんわかした気分になれるのではないかと思います。