<ネタバレ>とても表現しにくい作品だけれど、とても面白かったです。
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<ネタバレ>とても表現しにくい作品だけれど、とても面白かったです。
さすがタランティーノ監督、上手いなぁと感心させるセリフまわし。
延々と続くセリフを、俳優さん達が自分のものとして嬉々として演じていました。
このセリフを言えることが、なんて嬉しいのだろうと。
畳み掛けるセリフに俳優さんたちの熱気が加わり、知らない映画のコネタの話も面白く聞けちゃうから不思議です(笑)
際立って素晴らしかったのは、クリストフ・ヴァルツさん演じるランダ大佐です。
実に人間味のある役柄を、こんなにこってりと演じられるとは!
バスターズの全員と比べても、ランダ大佐の存在感が数倍大きく感じられます。
実に面白かった。
この作品はパンフレットも良いですねぇ。
写真も綺麗だし人物説明も丁寧で良い。
そして何より、観ている時は何のことやら分からなかったコネタの元の映画について、じっくりと書いてあるのが秀逸(満足)
「大竜巻/サメの海へ突っ込んだ旅客機」(78)とか書かれると、うわぁ~面白そう♪
観てみたい!と思ってしまいます(笑)
映画に惚れ込んでいる監督が映画ファンの観客のために作った映画、と感じました。
ナチの映画に見えて、実は舞台を借りただけと言う気がしました。。