<ネタバレ>冷戦時代は私は小学生だったでしょうか。
子供心にアメリカと .. >(続きを読む)
<ネタバレ>冷戦時代は私は小学生だったでしょうか。
子供心にアメリカとソビエトは大きくて怖い国と思っていました。
そしてソビエト連邦が無くなった時、世の中こんな事が起こるんだ!
人生でベスト3ぐらいの驚きでした。
そんな訳で冷戦の事はほとんど知らなかった私に、捕虜交換で活躍した民間人がいたのだと本作は教えてくれました。
アメリカ人も私と同じくソビエトは怖いと教えられていた為、スパイの弁護をしたドノバンは本当に大変だったのでしょう。
そんなピリピリした雰囲気をアベル役のマーク・ライランスさんは、リアルでその上淡々とした演技で作品に深みを与えました。
あたかも本当のスパイのように感じられ、緊張感を高めました。
それから特典映像のピッグス湾事件、キューバとの捕虜引き渡し交渉もドノバンの功績と知り、二度びっくりしました。
戦争をやらないと言う事の重み。
平和で交渉しながらやっていく事の素晴らしさを本作から学びました。