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居心地が良いのは「我が家」の私ですが、次にしっくりくるのは車の中です。
道路状況にはしっかり心を配りつつも、考え事したり音楽でリラックスしたり。
広くはない空間と、人には気を使わなくても平気な所が魅力。
登場人物たちが、車に肩入れするのがよく分かる。
愛車のサーブは助演道具賞。
渡利みさきほどではありませんが、母との関係ではちょっと複雑な育ちの私。
子供だから親の言う通りにしなきゃと思いつつ、腹の中では不満が溜まる。
いい子をやめちゃダメだと自分でも抑えるが、立場から逃げられないが、ストレス多い。
三浦透子さんの、控え目だが芯の通った演技に心を奪われました。
我慢してるけど、辛いんだよね。
西島さん三浦さん霧島さん他、俳優達の心の内面を感じさせる演技に引き込まれた。
ある時は分かりやすく、ある時は謎。
そこにはいつも愛車があり、チェーホフのセリフがある。
映画祭のくだりでは国際色豊か。
韓国の手話俳優を演じたパク・ユリムさんの可憐さに魅了された。
清々しく荒々しい演劇シーンも興味深い。
いつかチェーホフを観てみたいと思わされた。[良:1票]