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<ネタバレ>ちょっと微妙!あのジャズの音楽といい、その他雰囲気作りの上手さなど他にもショーン・ペンの女にだらしなくて、それでいて何故か不思議なかっこ良さに、ヒロインのサマンサ・モートンの不思議な可愛さなども含めて楽しめる映画にはなっている。ただ何だかスッキリしない。あれほど音楽を愛し、ギターを愛しているのに、それなのにそれなのにギターを壊すなんて、それと、ショーン・ペンが何だかスケベなチャップリンみたいに思えてしまって、世界の映画人の中で最も好きな映画作家、監督であって、俳優でもある私にとっては特別な存在のチャップリンの事を思うとちょっと悲しくなってくる。それにしてもここでもまたウディ・アレン、出たがり症候群が治まってない。個人的にどうもあの顔、苦手だ!私の好きなウディ・アレン映画はウディ・アレン自身が画面に出てこない映画であったりする訳で、とにかくつまらなくはないし、楽しめるけれど、色んな意味で引っ掛る映画である。