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<ネタバレ>恐いなあ!もしも、自分がドン・ロペと同じように立場でいたらと考えると、本当に恐い。ただただ自分よりもかなり若い女に惚れて、愛して病まずにいられなかっただけで罪はないと思うのに、何も出来ずに殺されてしまうドン・ロペ、可哀想でなりません。一方で女の恐さ、それをあの美しい顔つきからは想像出来ないほどの恐さを見せつけるカトリーヌ・ドヌーブの女としてのやるせなさみたいなものに何か不気味なほどの恐さというものを感じられずにはいらない。カトリーヌ・ドヌーブが口の利けないもう一人の男に窓ごしから裸を見せつけるシーンでのあの不気味なまでの顔付き、足を病気による切断を余儀なくされたカトーリーヌ・ドヌーブ演じるトリスターナが弾くピアノ「革命」に人間の運命のようなものを感じると共にピアノの下から足だけを写すそのいやらしさ、足フェチである言われる監督の足に対する拘りを感じるのと、あの不気味なまでの鐘の音、本当に恐い恐い、愛なんて無い本当に恐い女を見せつけられた思いです。