<ネタバレ>ロシア革命を正当化する真っ赤っ赤なプロバガンダ映画。時代的に .. >(続きを読む)[良:2票]
<ネタバレ>ロシア革命を正当化する真っ赤っ赤なプロバガンダ映画。時代的にしょうがない面もあるが誇張のしすぎや自己矛盾などが多数ありプロバガンダ色が強すぎる。有名な「オデッサの階段」(ここはフィクションだが)で特にそれは見られ、殺されるシーンは女性ばかりだったりと偏った内容は逆に信憑性を歪めるのではないか。しかしプロバガンダとしても、踏みつけにされた死体は一人の子供だけでほかの死体はわざわざまたいで歩いていたりといった「違和感」のあるシーンもあり詰めが甘すぎる。圧巻はフィクションの階段シーンより、「たった1杯のスープのために」船上で下官達が上官達を虐殺していくシーンでしょう。自分達が上官を虐殺したことを忘れるかのように、たった1体の味方の死体を祭り上げる。今も昔も赤い方々は変わりません。映画の出来自体は当時の映画の水準があまりわからないので高得点はつけれないが退屈はしなかった。[良:2票]