『世代』『地下水道』を観た上で数年ぶりに再鑑賞してみたらガラ .. >(続きを読む)
『世代』『地下水道』を観た上で数年ぶりに再鑑賞してみたらガラッと印象が変わっていました。正確にはこの三本は独立した映画で続編モノではないですが、観ているうちに何となく主人公マチェックが、『世代』『地下水道』での戦いの生き残りのように思えてきます(サングラスの件は明らかに『地下水道』と結びつけようとしています)。それだけに、恋人ともに生きるごく普通の市民生活への憧れと、骨の髄まで染み付いた抵抗運動への執念との狭間で葛藤するマチェックの姿が実に痛々しく、ラストもまた残酷極まりない。ということで、新時代を生きられなかった無数の灰とダイヤモンドのために評点アップの9点贈呈。