世紀の超大作。戦争映画の中でかなり好きな映画。とにかく最初の .. >(続きを読む)
世紀の超大作。戦争映画の中でかなり好きな映画。とにかく最初のほうで本当にナパーム弾ぶち込んじゃったり、わけのわからないところで多額の資金を使い、命がけの撮影をしているあたりのコッポラの映画に変態的なこだわりが好きですね。おまけにワーグナーでヘリを登場させたり、牛の惨殺シーンをカーツの暗殺シーンとオバーラップさせたり、、、精神的に来てますね。この映画は、人が戦争において精神異常をきたしてしまったり、人を銃で撃っといて治療をしようという欺瞞をよく描けていると思います。ところがこの映画の面白いところは、人が映画作りに熱中しすぎると、精神異常をきたして金を使いすぎ、やがて財産を失うということも非常によく描けているところだと思います。自分で自分を皮肉っているんですね。コッポラさんはなかなかお茶目ですね(笑)