ロバート・ゼメキスがBTTFの2作目でジョージ・マクフライの .. >(続きを読む)
ロバート・ゼメキスがBTTFの2作目でジョージ・マクフライのお○を出したのは、この作品の影響でしょうか。(もしくは60年前の映画か) モーション・キャプチャーを使った最新鋭のオールCG作品が労作でもあまりいい作品なっていない気がするのは、テクノロジーを過信して何でも映像化できると思っているからでは。 ディケンズの原作は非常にイマジネイティブですが、グロテスクな要素が多く必ずしもファミリー映画向きとはいえないですし、見せ場にばかり力を入れて肝心の大団円があっさりしているのも原作のよさがでていません。 秘書がゲイリー・オールドマン、甥がコリン・ファースと魅力的なキャスティングですが、彼らの姿もどこか不自然でブキミ、ジム・キャリーのスクルージもディテールに凝りすぎていて見ているのが辛いくらい。 本を読んで想像する方がよい場合もあると思います。 そしてまた、「クリスマス・キャロル」が映画の世界ではいつまでも影が薄いのは、これをうまく翻案したアメリカ映画の古典があるからかとも思うのですが。