グリム童話200年ってことで白雪姫の第2弾。 陰の「スノーホ .. >(続きを読む)[良:1票]
グリム童話200年ってことで白雪姫の第2弾。 陰の「スノーホワイト」に対して陽なカンジで、どちらもいいと思いますが、こちらの方が楽しく見られるかも。 ターセム・シンは作品数は少ないものの、優れたヴィジュアリストの一人。 あの独特のカメラワークも見られ、ファンタジックな世界を展開しています。 白雪姫リリー・コリンズはフィル・コリンズの娘さんだそうで、ミュージシャンの娘で女優ってリブ・タイラー以来かな? まゆげクッキリの彼女の明るい個性で、イキイキした映画に。 「スノーホワイト」とちがいスノーのお相手は一人だけど、その王子さまのキャラもひと工夫ありで(犬になるのがかわい)、小人さんたちの活躍シーンも多く、ジュリア・ロバーツは初の悪役・鏡の女王。 女王さまが破産しそうだったり王子さまにちょっかい出したりするのもおもしろいトコ。 ショーン・ビーン国王はカッコよく、側近ネイサン・レインのコスチューム姿は初めて拝見。 音楽いいなー♪と思ったらアラン・メンケンで、プリンセスものの華やかさ十分。 ターセム作品のすべての衣装を担当した故石岡瑛子さんの、布をたっぷり使った夢のようなドレスが有終の美を飾るのも見どころ。 最後ニギニギしいのは、監督がインドの人なのもあるか。[良:1票]