70 年代のイタリア系主役の映画として「ゴッドファーザー」よ .. >(続きを読む)
70 年代のイタリア系主役の映画として「ゴッドファーザー」より好感もてるし、アメリカは希望のないニューシネマにも飽きていたのかも。 どちらかというと前半がよく、ロッキーとトレーナーのおじいちゃんが互いの思いをぶつけあった後、意気消沈して出ていく彼を追いかけて話すのをロング・音声なしで見せる演出が渋くしみじみ。 脚本も書いたスタローンは主人公を地でいって、タリア・シャイアはマフィアの娘から内気なエイドリアンに化けて愛らしい。 ビル・コンティの晴れがましいテーマ曲もアメリカン・ドリームを後押し。