<ネタバレ>あらすじなどほとんど予習せずに借りました。結論、久しぶりの大 .. >(続きを読む)[良:1票]
<ネタバレ>あらすじなどほとんど予習せずに借りました。結論、久しぶりの大当たりでした!
まずチャーリーがレイモンドを金目当てで無理矢理連れ出すくだりで一旦観客を突き放します。チャーリー最低やな、と。
その後車で移動する時も、レイモンドの特異な行動にチャーリーは腹を立てていくわけですが、何と幼い記憶の中の怖い時に歌を歌ってくれたレインマンはレイモンドだった事、かつチャーリーにケガをさせないように離れ離れになってしまった事が分かり、ここでのチャーリーの心情の変化にグッと引き込まれましたね。
ベガスを見下ろせるスイートルームで二人で踊りながら「バカみたいだな」の台詞とか、
動く歩道を不思議そうに歩くところとか、クスっとした笑いも多くあり楽しい。
レイモンドはなぜか親しい人をスペルで読むわけだけど、最終的にチャーリーを「C,H,A,R,L,I,E、僕の親友」と呼んだ時はちょっとウッときた。
あとは、電車での別れ際の「良い時は2枚」とか、脚本がけっこうツボでしたね。
ベガスで結局デートができなかったレイモンドになぜスザンナがキスしたのかは正直全然理解できませんでしたが、直後の台詞「ぬれた」でまたクスっと。うーん、やはり脚本がいい。
総じて、ダスティンホフマンの演技と脚本のウマさが個人的には大ヒットでした!
人にも薦められるし、もう一回見たいとも思えるし、傑作だと思います!![良:1票]