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<ネタバレ>ジュリア・ロバーツやデンゼル・ワシントンの演技はよかったが、いかんせん脚本がよくない。なにしろ最後のほうまで明かされないペリカン文書の中身が、それまでの話の筋とは何の関係もない。伏線も張られていなかったので「そこで真犯人登場させるなんてアリかよ」とすら思わなかったけれど。そもそも殺された弁護士の奥さんがビデオをメディアに送っていれば、ペリカン文書がなくても終わっていたよね、とか、そもそも文書は出回っているわけだが、何もせずにほうっておくほうが闇に葬りやすかったのではないか、とか。まあ、それでは映画にならないけど。