シェイクスピアのような古典を、目まぐるしくカットが変わる現代 .. >(続きを読む)
シェイクスピアのような古典を、目まぐるしくカットが変わる現代的なスピードと、うんざりしてしまうほどのアップの連続で撮りあげてしまっていることに、何の良さも感じられませんし、アカデミー美術賞にノミネートされている美術とやらも全く記憶に残らなかったぐらい見づらかったです。 ロミオとジュリエットの、つまりはレオとクレアのアップは見たいと思いますので別にかまわないのですが、どうでもいいキャラクターまで息が詰まるほどアップアップでこられては、見ているこっちがあっぷあっぷです。 ピース・ポスルスウェイトの神父やジョン・レグイザモのティボルトなど面白くさせそうな人物たちを巧く使い切れていないのも残念です。 ただ、レオには最近やるような小難しい役ではなく、こういう役を演じてほしいです。せっかくの美男なんですから。