<ネタバレ>マンホールから顔を覗かせると散水車が通って行く洒落た始まりか .. >(続きを読む)
<ネタバレ>マンホールから顔を覗かせると散水車が通って行く洒落た始まりから、送られてきた本を見せることによって仲間たちを紹介していく軽快な様子、あるいは最後の旧知の友人を登場させながらの解散から再集合の巧みな見せ方は題材に相応しく粋です。が、その間の部分がどうもパッとしません。8人グループなのですが、それぞれのキャラクターが立っているとは言い難いですし(役者さんの顔ぶれは良いと思う)、銀行強盗のシーンも綿密な計画な割に誰がどこで何をしているのか良く分からず面白味に欠けています。全体的に、犯罪映画としての緊張感にしても、素直に楽しめる安心感にしても中途半端な印象を受けます。