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くだらない男が集まって、自分の主張を伺いたてて横の連帯を図る。
これぞワルの形なのだ。
マフィア映画のような歪に変えられたアンチヒーローなワルではなく、等身大のリアルなワルの姿がここにある。
あの世界の男のディティールを「ストーリーの(面)的」ではなく「日常の(点)的」にクローズアップした劇。
あのイカシた最高にくだらない奴らは、くだらない失敗で、くだらない血を流し、くだらないその命の火花を散らして死んでいく。
そしてくだらない男どもの祭りの跡が…俺様ちゃんにはくだらなくなく、少しイカしてた。
事件の顛末よりも、カフェでの話や、ああいった性格の男たち…俺様ちゃんの周りでは凄ーく多かったなー。
何か、そういう意味で懐かしい映画。
って言うか、最初のBGMが流れたとき、鳥肌が立った!
ワルって、気に入った仲間と群れて歩いてるとき、何かカッコいい音楽が心の中で流れてるんだよ…まさにアレだね。(笑)