ほんとうのジャクリーヌ・デュ･プレ 1998年 [英]のlongsleeper21さんのクチコミ・感想

エミリー・ワトソン・・・。狂気を持つ純真無垢な女、恐るべし。芸術的天才が精神的に破綻をきたす話というのは他にも「シャイン」があるけれど、（シャインも実話でしたねぇ。）こちらの話はジャクリーヌをとりまく家族、とりわけ作者でもある姉とその家族の痛みに胸をしめつけられました。ジャクリーヌは愛を求めるあまり、精神的にも追いつめられ、最後には肉体的にも病魔に蝕まれ、観ていて本当につらい息苦しい映画でした。